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毕业论文-关于「～ておく」的研究，共44页，25244字
中文摘要
～ておく这个语法现象意义丰富，用法复杂。尽管如此，在应当使用～
ておく的场合而没有使用该表现方式，从理论上讲不一定会产生交流障碍。但
是，另一方面，～ておく的不恰当使用却会给对方造成不快。因此，对于日语
学习者来说～ておく的确是个难点。
本研究从语用论的角度对～ておく进行了考察，并得到以下两点结论。
<1>～ておく的使用范围有一定的限度。它与～ておく说话者和听话者
的关系，谈话中涉及行为的义务所属以及听话者的分析方式密切相关。
<2>～ておく有作为委托、劝诱、提供等表达方式的用法。这些用法中的～
ておく具有减轻对方负担，给人以安心感，亲近感等方面的功能。
关键词：～ておく；语用论；使用可能范围；功能

要旨
～ておくという表現の意味用法は多岐にわたり、それを使用しなくても
論理的意味は通じることが多い。また、逆に、不適切に使用したために聞き手
に不快感を与えてしまうこともある。そのため、より自然な日本語の習得を目
指す日本語学習者にとっては困難な表現の一つであると言える。
本研究では、語用論的観点から～ておくについて考察を行い、以下の点を
明らかにした。
<1>～ておくが使用できる範囲は限定されている。その使用可能範囲は話
し手と聞き手との関係、発話内行為の義務所属、聞き手の捉え方と深く関連し
ている。
<2>～ておくは依頼、勧誘、提供の表現として用いられる。これら
の表現における～ておくは、聞き手の負担を軽減し、聞き手に安心感親近
感を与えるなどの機能を持つ。
キーワード：～ておく
語用論

目次
第 1 章
はじめに...............1
1.1 問題の所在と研究の目的.....................1
1.2 研究方法....................2
第 2 章
先行研究..............3
2.1.文法的観点からの研究........................3
2.2 語用論的観点からの研究....................3
2.2.1 谷口秀治の研究...3
2.2.2 山本裕子の研究...3
2.2.3 中川純子の研究...3
第 3 章
先行研究の問題点及び不足点.........5
3.1 文法的観点からの研究について...........5
3.2 語用論的観点からの研究について......5
3.2.1～ておくの使用可能範囲............5
3.2.2～ておくの機能.6
3.3 まとめ........................6
第 4 章 ～ておくの使用 7
4.1～ておくの使用可能範囲.................10
4.1.1～ておくの話し手が目上でない場合.................10
4.1.1.1 発話内行為の義務が話し手にある場合.........10
4.1.1.2 発話内行為の義務が話し手にも聞き手にもある場合................12
4.1.1.3 発話内行為の義務が聞き手にある場合...........13
4.1.2～ておくの話し手が目上である場合..................14
4.2～ておくの機能...16
4.2.1～ておくによる依頼..................16
4.2.2～ておくによる勧誘..................17
4.2.3～ておくによる提供..................18
第 5 章 おわりに.............21
5.1 本研究のまとめ........21
5.2 今後の課題..............22
表格索引.24
参考文献.25
致谢........26
声明........27
附录 A 外文资料的调研阅读报告................28