毕业论文-第十二回遣唐使をめぐっての日中交流,共49页,25347字
摘 要
中日两国是有着一千多年交流史的友好邻国。本论文是通过对中日交流繁盛期的一个阶段的第十二次遣唐使的研究来探讨中日交流的。与上一次遣唐使相隔十九年之久的第十二次遣唐使是以藤原清河为遣唐大使的。在中日交流史上名垂千古的人物之中有好几位都与这次遣唐使有关。例如,阿倍仲麻吕、吉备真备、鉴真和尚及井真成等人。
本论文的主要部分是研究第十二次遣唐使中这几个人物对中日交流所做出的重大贡献的。并通过对这几个人物及这次遣唐使的研究来尝试对整个遣唐使时代有所把握。进而对第十二次遣唐使以及整个遣唐使时期在中日交流史上所发挥的重大作用进行阐述。并且希望通过这个过程对这些人物之间的关联也能有所了解与发现。
本论文尽可能多的收集了与遣唐使时代相关的资料,将之进行分析比较之后,主要将从四个方面对“围绕第十二次遣唐使的中日交流”这个题目进行阐述。这四个方面分别是1.把握遣唐使的时代背景、次数及遣唐使的规模2.对第十二次遣唐使进行整体的把握3.重点研究这次遣唐使的中心人物阿倍仲麻吕、吉备真备、鉴真和尚及井真成4.通过对中日交流中遣唐使的这段历史的描述进而对中日交流的未来有所展望。
到底是一种什么样的原因才使得第十二次遣唐使在中日交流史上如此的大放光彩呢,关于这个问题的答案就是本论文的研究主题。即通过对这次遣唐使的主要人物的研究来了解这次遣唐使,进而探讨它在中日交流史上的不朽功勋。
最后,通过本论文的研究,在一定层面上了解到了中日交流史的过去。以此为基础,必将对中日交流的未来有着重大的启示。
关键词:第十二次遣唐使,藤原清河,阿倍仲麻吕,井真成墓碑,吉备真备,鉴真
要 旨
日中両国は一衣帯水の近隣であり、両国間では千年にわたる友好的な交流史がある。本研究では交流史の興隆期の遣唐使時代の一角である第十二回の遣唐使を通して日中間の交流について検討してみたい。前回の遣唐使と十九年の間をおいた藤原清河を大使としての第十二回の遣唐使は日中交流史上での白眉となる人物の中での何人とかかわっている。たとえば、阿倍仲麻呂や吉備真備や鑑真和上など多くの人物がいる。
本研究では上述の人たちと関わる第十二回の遣唐使が日中交流の歴史上ではどんな役割を果たしたかを、今回遣唐使の中心人物とその周辺への考察を通して遣唐使時代の全貌を見てみたい。そしてその回の遣唐使及び遣唐使全体の日中交流史上での白眉的な役目を探ってみたい。ちなみにこの人たちがどう関わりあっているかも探ってみたい。
本研究は遣唐使時代に関わる資料を元にし、次の四つの点から検討してみる。①遣唐使の歴史背景と回数とルートなどを把握する②第十二回遣唐使の全過程を探ってみる③第十二回遣唐使船を乗った中心人物の阿倍仲麻呂と吉備真備と井真成及び鑑真について検討してみる④過去の日中交流史特に遣唐使時代の交流を通して、日中交流の未来を探る
第十二回遣唐使あるいは遣唐使全体がこのように日中交流の歴史上で輝いているのは一体どういう経緯があったのだろうか。この問題は第十二回の遣唐使またそれとかかわる人たちを研究する上で理解できると思われる。実際に遣唐使と関わる人たちはたくさんいたが、その中から何人かを代表として焦点あてて研究すると、その時代の全貌も見られるだろうかと思われる。
本研究を通して、日中交流の過去を顧みることができる。それゆえ、日中交流の明るい将来のためなんらかの示唆が得られたらありがたいと思う。
キーワード:第十二回遣唐使 藤原清河 阿倍仲麻呂 井真成墓誌 吉備真備 鑑真
目 次
はじめに1
先行研究と問題提起…3
先行研究3
問題提起3
遣唐使全貌…5
3.1 遣唐使の歴史背景……5
3.2 遣唐使の回数6
3.3 遣唐使の渡航ルート…7
3.4 「四つの舶」――遣唐使の規模……9
第十二回遣唐使………11
4.1阿倍仲麻呂をめぐっての日中交流……12
4.1.1 阿倍仲麻呂の在唐仕途12
4.1.2 阿倍仲麻呂と唐の詩人たち……14
4.2 吉備真備をめぐっての日中交流……17
4.3 鑑真和上をめぐっての日中交流……19
4.3.1 東航の動機………20
4.3.2 六回の渡航………22
4.3.3 果たした役目……23
井真成の墓誌の発見について………27
遣唐使の日中交流における意義……29
6.1 死を恐れずの偉大精神29
6.2 ブックロード30
6.3 民間交流31
おわりに35
謝辞…37
参考文献………39
付録141
付録243