中国医科大学-生物化学日语版课件
序論
第一章タンパク質の構造と機能
第三章酵素
第四章糖質代謝
第五章脂質代謝
第六章生体酸化
第七章アミノ酸代謝
生化学とは 生化学はbiochemistryという名で表したように簡単にいえば生命の化学である。ギリシャ語ではbiosは生命という意味である。つまり生化学は化学的理論と技術および物理学、免疫学の原理と方法を応用し、生体における化学構成と化学的変化を研究する学問である。
生化学の主な目的は生命現象を分子レベルで完全に解明することにある。生化学の分野はひろいがその中心課題はつぎの数点にまとめられる。
1. 生体分子の構造とその集合状態また構造変化でどのように性質が変わるか?
人体の化学組成はタンパク質,核酸、脂質、糖質,水分、無機物質が主成分である。これらの主成分は厳密な方法に基づいて多種多様な機能を発現する生体構造を構成する。核酸,タンパク質,多糖類は単純生体分子からできているのでバイオポリマーと呼ばれる。これらの生体高分子が本質的には生命の要素を作っている。
通常 生体高分子である核酸,タンパク質の構造,機能及び遺伝子構造,発現と制御などの内容を研究する学問は分子生物学と呼ばれている。
2. タンパク質の作用機構、酵素触媒の分子機構
3. 遺伝情報の発現機構及び次代への伝達機構
4. 生体分子や生体組織が生成する機構
5. 細胞や生体では無数の生体反応が調和を保つ 機構
6. 細胞の増殖と分化の作用機構